能、狂言の舞台には背景として必ず描かれており(松羽目)、演目によって山の松や浜の松、庭の松などに見立てられる。 歌舞伎でも能、狂言から取材した演目の多くでこれを使い、それらを「松羽目物」というなど、日本の文化を象徴する樹木ともなっている。 松に係わる伝説も多く、羽衣伝説など様々。また常緑樹として冬も緑の葉を茂らせることから、若さ・不老長寿の象徴とされ、竹、梅と合わせて「松竹梅」としておめでたい樹とされる。 日本の城にも植えられているが、非常時に実や皮が食料になるため重宝されてきた。