針葉樹 松

  
 
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松脂



松脂(まつやに)は松の枝、芽などを折ったり、幹に傷を付けたりした際に出る樹脂の事である。

樹脂は樹脂道という特殊な組織で、主に
昆虫の幼虫の寄生を妨げる目的で合成され、テルペン等の揮発成分を大量に含み、水には溶けない。

最初は透明で粘り気があり、揮発成分による芳香がある。

酸化により黄色や茶色に着色する。そのまま地中に埋もれても腐らないため、酸化固化を経て琥珀になる。虫がこの樹脂の中に捕捉され、長期間保存されることもある。

松脂と同じような樹脂は
スギヒノキトウヒモミ等針葉樹の全てで作られるが、松は特に材の中にも樹脂道を多く持っているため、表面に現れやすく、もっとも有名で、また、幹に傷をつけて採取する場合にも大量の樹脂の収集が可能である。

また、マツはもっとも人に近いところに生育あるいは、植栽されてきたため、松脂は世界中で様々な物に活用されてきた。

現在は、
中国などのアジアを中心に、幹にV字型の切り込みを入れる方法で、染み出す松脂の採取が行われている。

 
 


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